◇信頼性報告特別優秀賞(サステナビリティ情報審査協会会長賞)について 本文へジャンプ

○事務局連絡先

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【信頼性報告特別優秀賞(サステナビリティ情報審査協会会長賞)】
 

 当協会ではかねてより企業の皆様をはじめ団体・組織から報告書として発信されるサステナビリティ情報の信頼性・透明性の向上に資するための活動を行ってまいりました。
 そして、2009年度より、この協会活動の一環として環境コミュニケーション大賞(主催:環境省、(一財)地球・人間環境フォーラム)において、「報告書としてすぐれていることに加えて、第三者審査を受け、さらにその他にも環境に関する取組について情報の信頼性・透明性向上に特段に努力が見られる報告書」に、サステナビリティ情報審査協会会長賞を授与させていただくこととなりました。
 受賞した企業様には、あらためてご祝辞を申し上げるとともに当協会として今後も報告書におけるサステナビリティ情報の信頼性・透明性の向上に寄与してまいりたいと存じます。

  一般社団法人 サステナビリティ情報審査協会
代表理事 松尾 幸喜
                                                             
○受賞報告書
 回数 企業名
報告書名 コメント 講評
第1回 帝人株式会社 2009年 帝人グループ CSR報告書
第2回 大成建設株式会社 大成建設グループ CSR報告書2010
第3回 住友電気工業株式会社 SEI CSR報告書2011
第4回 住友金属鉱山株式会社 CSR報告書 2012
第5回 帝人株式会社 2013年 帝人グループ CSR報告書  - 
第6回 株式会社クボタ KUBOTA REPORT 2014 - 事業・CSR報告書(WEB版) 
第7回 住友電気工業株式会社 CSR報告書2015 
第8回 株式会社クボタ KUBOTA REPORT 2016 事業・CSR 報告書 フルレポート版 
第9回 東京海上ホールディングス株式会社 東京海上グループ サステナビリティレポート2017  - 
第10回 太平洋セメント株式会社 CSRレポート2018 
第11回 本田技研工業株式会社 Honda SUSTAINABILITY REPORT 2019  - 
第12回 ソフトバンク株式会社 Sustainability Report 2020  - 


○受賞企業コメント
第1回(13回環境コミュニケーション大賞)

2010年3月30日


第13回環境コミュニケーション大賞・信頼性報告特別優秀賞を受賞して



帝人株式会社

CSR企画室長

田井 久惠


 帝人グループの2009年度CSR報告書は、第13回環境コミュニケーション大賞・環境報告書部門において、昨年の大賞(環境大臣賞)に続き、持続可能性報告書優秀賞(地球・人間環境フォーラム理事長賞)を受賞しました。それに加えて、本年度新設された信頼性報告特別優秀賞(サステナビリティ情報審査協会会長賞)の第一回受賞者にも選ばれました。共に大きな名誉であり、報告書制作に直接携わった者のみならず会社を挙げて大変光栄なことと慶んでおります。


 優れたCSR報告書の要件には、その内容(記載内容の信頼性、透明性、読み手にとって関心が深いトピックスの選定ほか)や表現(読みやすい文章、写真などを含む興味を誘うレイアウトほか)等様々な要素がありますが、その中でも最も基本的な要素、すなわちCSR報告書の基になるCSR 活動を一歩ずつ向上させるための真摯な努力の積み重ねが読み取れるとの評価をいただきました。


 特に信頼性報告特別優秀賞については、我々が、これまで、活動のありのままを(ネガティブ情報も含めて)率直に報告し、また誇張に過ぎる表現は避けるよう心がけてきたことや、CSR 報告書の制作過程、特に、毎年継続して審査機関や第3者専門家の意見をいただき指摘された改善点を次年度の活動にできる限り反映させることを通じて、CSR活動そのもののレベルアップに役立ててきたことを、評価していただいたことを心からうれしくまた誇りに思います。

 今後も研鑽を続け、受賞に恥じることないCSR報告書の制作ならびにCSR活動に取り組んで参りますので、ステークホルダーの皆様には、引き続きご指導ならびに暖かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。



以上

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第3回(15回環境コミュニケーション大賞)

2012年5月10日


第15回環境コミュニケーション大賞・信頼性報告特別優秀賞を受賞して



住友電気工業株式会社

CSR推進室長

得田 和徳


 このたび住友電工グループの2011年版CSR報告書「SEI CSR報告書2011」が第15回環境コミュニケーション大賞信頼性報告特別優秀賞(サステナビリティ情報審査協会会長賞)を受賞致しました。当社ではCSR報告書を2005年から発行しておりますが、今回の受賞は初めてのことであり、大変光栄に存じます。


 とりわけ「個別情報の信頼性の程度を識別できる内容、J-SUS制度に則った客観性のある独立第三者保証、外部学識者の所見に対する回答、『GRIガイドライン対照表』の開示など、信頼性確保に関して見るべきものが多く、随所に誠実さを感じる」との評価を頂いたことは、信用と確実を重んじる住友事業精神を基本的価値軸としている当社グループにとって大きな励みとなるものです。


 当社は冊子での報告をCSR情報開示のメインと位置づけて、開示情報の正確性・網羅性と、読みやすく平易な内容・表現との両立を目指して毎年地道に改善を積み重ねてきました。今回の受賞は、環境報告書の時代から通算して14年にわたる継続的な努力を評価して頂いたものとして、これまで報告書の制作に直接・間接に携わった関係者を代表して感謝の意を表したいと存じます。

 今回の受賞を励みとし、今後とも当社グループのCSR活動の推進と適切な情報開示に、より一層取り組んでいく所存ですので、ステークホルダーの皆様のさらなるご指導とご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。



以上

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第4回(16回環境コミュニケーション大賞)

2013年5月8日


第16回環境コミュニケーション大賞・信頼性報告特別優秀賞を受賞して



住友金属鉱山株式会社

安全環境部長

杉浦 卓


 住友金属鉱山グループの2012 年度版CSR 報告書[CSR 報告書2012]が、第16 回環境コミュニケーション大賞信頼性報告特別優秀賞(サステナビリティ情報審査協会会長賞)を受賞致しました。2008 年からCSR 報告書を発行しておりますが初めての受賞であり、たいへん光栄なことと慶んでおります。


 特に、ステークホルダーや第三者の皆様からのご意見、および第三者審査機関による審査でのご指摘にお応えしてきたこと、重要なステークホルダーである従業員の声をCSR 報告書へ取り入れたことをご評価いただきました。当社の事業の中心となる資源・製錬事業は、地域社会や環境に大きな影響を与えうるものであり、ステークホルダーの皆様の関心が高い事業です。地域社会や環境への取り組みなどをステークホルダーの皆様に正しくご理解していただくためには、正確で分かりやすい情報開示が重要なものと考えております。


 今回の受賞を励みとして、信頼性・透明性のある適切な情報開示に一層取り組んでいく所存です。ステークホルダーの皆様には、引き続きご指導とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。



以上

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第6回(18回環境コミュニケーション大賞)

2015年2月23日


第18回環境コミュニケーション大賞・信頼性報告特別優秀賞を受賞して



株式会社クボタ

環境管理部部長

瀬崎 啓輔


 このたび、クボタグループの「KUBOTA REPORT 2014-事業・CSR報告書」が第18回環境コミュニケーション大賞 信頼性報告特別優秀賞(サステナビリティ情報審査協会会長賞)を受賞いたしました。当社では1999年から環境報告書(2006年よりCSR報告書へ統合)を発行しておりますが、今回が初めての受賞であり、大変ありがたく光栄に存じます。


 事実情報を漏らさず、誠実に情報開示に努めてきたことを評価いただいたことは、経営の透明性の向上と説明責任の履行を行動規範とするクボタグループにとって、大変励みとなるものです。


 クボタグループは、日本語・英語・中国語のWEB報告書すべてで第三者保証並びに環境報告審査・登録マーク(J-SUSマーク)を取得し、開示情報の信頼性向上にグローバルな視点で取り組んでいます。


 今回の受賞を励みとして、今後も誠実に信頼性・網羅性のある情報開示に取り組んでいく所存です。ステークホルダーの皆様には、引き続きご指導ならびに暖かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。



以上

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第7回(19回環境コミュニケーション大賞)

2016年2月25日


第19回環境コミュニケーション大賞・信頼性報告特別優秀賞を受賞して



住友電気工業株式会社

CSR推進室長

春日 昌仁


 このたび住友電工グループの「CSR報告書2015」が第19回環境コミュニケーション大賞信頼性報告特別優秀賞(サステナビリティ情報審査協会会長賞)を受賞致しました。当社としては第15回に続き二回目の受賞であり、大変光栄に存じます。


 「社会に価値を提供し続けるために設定された重点テーマは将来性が読み取れる内容となっており、かつ取組内容の開示が充実している。銅を基盤とした事業分野が分かり易く解説されており、重点分野別の開示も分かり易い」との評価をいただいたことは、冊子での報告をCSR情報開示のメインと位置づけて、開示情報の正確性・網羅性と、読みやすく平易な内容・表現との両立を目指して毎年地道に改善を積み重ねてきた当社グループにとって大きな励みとなるものです。


 今回の受賞は、環境報告書の時代から通算して18年にわたる継続的な努力を評価して頂いたものとして、これまで報告書の制作に直接・間接に携わった関係者を代表して感謝の意を表したいと存じます。


 今回の受賞を励みとし、今後とも当社グループのCSR活動の推進と適切な情報開示に、より一層取り組んでいく所存ですので、ステークホルダーの皆様のさらなるご指導とご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。



以上

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第8回(20回環境コミュニケーション大賞)

2017年3月27日


第20回環境コミュニケーション大賞・信頼性報告特別優秀賞を受賞して



株式会社クボタ

環境管理部長

池永 晴彦


 このたび、クボタグループの事業・CSR報告書「KUBOTA REPORT 2016」(フルレポート版)が第20回環境コミュニケーション大賞 信頼性報告特別優秀賞(サステナビリティ情報審査協会会長賞)を受賞いたしました。本優秀賞は一昨年(第18回)に続き2度目の受賞となり、大変ありがたく光栄に存じます。


 今回の受賞において、「社会課題とクボタグループの事業との関わりを認識した上で、持続可能性に関わる最新動向を踏まえながら取り組みを進めていること、また環境負荷の全体像がわかりやすく、各ステークホルダーに対する方針も明確である点」を評価いただいたことは、クボタグループにとって、非常に意義深くまた刺激になると感じています。


 当社は1999年から環境報告書(2006年よりCSR報告書へ統合)を発行し、開示情報の信頼性や網羅性の向上に取り組んできました。近年は、日本語・英語・中国語のWEB報告書すべてで第三者保証並びに環境報告審査・登録マーク(J-SUSマーク)を取得し、より一層の信頼性向上に努めています。


 今回の受賞を励みとして、今後も信頼性・網羅性のある情報開示に取り組んでいく所存です。ステークホルダーの皆様には、引き続きご指導ならびに暖かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。



以上

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第10回(22回環境コミュニケーション大賞)

2019年3月18日


第22回環境コミュニケーション大賞・信頼性報告特別優秀賞を受賞して



太平洋セメント株式会社

総務部長

南野 利幸


 このたび太平洋セメント株式会社2018年版CSR報告書が第22回環境コミュニケーション大賞信頼性報告特別優秀賞(サステナビリティ情報審査協会会長賞)に賞せられ、大変光栄に存じます。


 「セメント製造過程が持つインパクトや、セメント産業が社会から求められている役割を意識したうえで、会社としての重要課題の特定、取組について、SDGsとの関連を示しながらわかりやすく丁寧に記載されている点が優れており、持続可能性を印象付けるものとなっている。取締役全員が参画するステークホルダーダイアログを継続的に開催しており、ESG投資やSDGsといった国際的な社会動向に敏感であろうとする姿勢が見える。鉱山緑化など生物多様性の取組もよい。
 WBCSDのセメント産業部会(CSI)に基づくKPIの第三者保証をうけていることが独自的な保証であり、グローバルな視点での信頼性が担保されている。保証の情報も環境情報と社会情報とを手広く含めており、保証業務についても海外の保証処理を明記している。保証範囲が明瞭に記載されている点も評価できる。」
と講評頂けましたことは、日頃、ステークホルダーへ信頼性の高い情報を如何にわかりやすく届けようかと努めて参りました私どもにとって大きな励みとなるものです。


 今後とも当社のCSR活動の推進と適切な情報開示に、より一層取り組んでいく所存ですので、ステークホルダーの皆様のさらなるご指導とご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。



以上

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○信頼性報告特別優秀賞 講評
第13回環境コミュニケーション大賞

帝人株式会社
「2009年 帝人グループ CSR報告書

 環境・CSR報告に求められる基本的な構造を備え、記載データの範囲は原則として国内外のグループ全体を網羅している。データ範囲の限定や計算方法の変更についても誠実に説明されており、情報開示としての客観性を高めるための努力が窺われる。1998年度版から他社に先駆けて第三者審査を受けており、審査の対象範囲は環境及び社会性に関する実績指標全般を網羅している。さらに、第三者審査に加えて外部専門家4名から各テーマに関する取組みについて意見を求めており、いわゆる「第三者審査」と「第三者意見」の機能を正しく理解したこの取組みは、同社の環境・CSR報告に対する誠実な姿勢を示すものである。
URL:http://www.gef.or.jp/eco-com/13th_ereport.htm
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第14回環境コミュニケーション大賞

大成建設株式会社
「大成建設グループ CSR報告書2010

 社内外のステークホルダーとのコミュニケーションの実績を一層深め、信頼性向上に意をこらしている。具体的には3種のステークホルダーダイアログを展開し冊子の概要だけでなくウェブに詳細な記録も載せ、必ず役職者が複数出席し社外有識者の意見に応えていること、グループ合同の「CSR担当者連絡会議」の報告、同じくウェブでの全支店の建設作業所への環境に関する苦情と対応策等ネガティブ情報の開示、ウェブ上で2種の外部ガイドラインを併せた対照表の作成、第三者保証と第三者意見および前々回からの指摘事項への同社の対応状況の掲載などである。企業グループのCSR報告書をはじめて発行するにあたり、全社横断的な編集会議によって「自然環境の再現・再生や建築物のリニューアルを通じたサステナビリティ」を重点課題としたことは先駆的である。分野ごとの中長期目標の設定や海外のパフォーマンスデータの充実を期待する。
URL:http://www.gef.or.jp/eco-com/14th_ereport.htm
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第15回環境コミュニケーション大賞

住友電気工業株式会社
「SEI CSR報告書2011

 環境及び社会性報告ともに、同社の取り組みがグループ経営理念及び企業行動憲章から展開され明確な方針の基で運用が図られ、また、全ての要素が過去の歴史的根拠や技術的立証を基礎として一貫して発展してきたことが伝わってくる優れた報告書である。特に、信頼性確保に関して見るべきものが多く、活動面では従来の内部監査と外部ISO審査に法令順守に関する監査を加えているほか、開示面では連結グループの全容とともに環境及び社会性それぞれに報告範囲を明示するとともに、独立第三者による保証の対象情報もチェックマークによって明確にされており、個別情報の信頼性の程度を識別できる内容となっている。独立第三者の保証は、J-SUS制度に則った客観性のあるもので、GRIアプリケーションレベルに関する保証も兼ねた先進的なものである。さらには、外部学識者の所見に対する回答や「GRIガイドライン対照表」を開示するなど、随所に誠実さを感じる同社の報告は「信頼性報告」に値するものと判断した。
URL:http://www.gef.or.jp/eco-com/15th_hyosyoshiryo.pdf
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第16回環境コミュニケーション大賞

住友金属鉱山株式会社
「CSR報告書 2012

 更に報告同社のCSR報告書の信頼性については、第三者審査機関の「独立保証報告書」の審査を巾ひろく受けており、「第三者の意見」においては指摘に対してCSR担当役員が「第三者意見を受けて」として適切な回答を記述している。また、「GRI内容索引」も対比の記載内容が分かり易く記述してあり秀逸である。常に従業員の意見を報告書の中に取り入れていることもよい。一貫しているのは、人との繫がり、人材・人権であり、各事業本部長の方針や考え方からも同社の企業文化の基になっていることが読み取れる。 また、環境報告に関しても、環境保全の内容を重点的に絞っている点や、その中で生物多様性や温暖化抑制の内容は適切である。ステークホルダーとのコミュニケーションを重視しており、双方向の交流を図っている記述は大変すばらしい。今後は、自浄能力の状況、即ち内部監査や内部統制等の自己評価の記述の充実も期待したい。
URL:http://www.gef.or.jp/eco-com/16thhyosyoshiryou.pdf
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第17回環境コミュニケーション大賞

帝人株式会社
「2013年 帝人グループ CSR報告書

 報告内容の正確性は、第三者審査により担保されているが、その範囲が幅広い。4 名の異なる分野の有識者から意見を聞き、改善を行っているなど、第三者審査以外の信頼性担保の取組も多彩である。オランダでのステークホルダーダイアログでは、本業にCSR の観点を取り込み、環境効率分析ツールを用いて、バリューチェーン上のステークホルダーと協働する姿勢が読み取れる。CSR 推進体制が明確で、全社的にCSR を取り組む仕組みが構築できている。また、社会性側面に関わる定量情報の記載があり、経年グラフから取り組み進捗が読み取れる。ステークホルダーとのコミュニケーションを重視する姿勢からは、社会の期待への配慮が伺える。
URL:http://www.gef.or.jp/eco-com/17thhyosyoshiryou.pdf
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第18回環境コミュニケーション大賞

株式会社クボタ
「KUBOTA REPORT 2014 - 事業・CSR報告書(WEB版)

 統合報告にチャレンジ、全体に簡潔で定量的、事実情報を漏らさないよう記述し ている点は評価できる。情報は誠実だが今回はネガティブなものは少ない。ただ し、不祥事については別途開示済みであり、それ故信頼性への努力は評価でき る。国際社会・地域社会への貢献などの双方向コミュニケーションへの取組も信 頼性向上の重要な方策である。B2Bであってもステークホルダー・ダイアログを もっと表面に出すとおもしろい。
URL:http://www.gef.or.jp/eco-com/18thhyosyoshiryou.pdf
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第19回環境コミュニケーション大賞

住友電気工業株式会社
「CSR 報告書 2015

 社会に価値を提供し続けるために設定された重点テーマは将来性が読み取れる内容となっており、かつ取組内容の開示が充実している。銅を基盤とした事業分野が分かり易く解説されており、重点分野別の開示も分かり易い。
 GRI 対照表はウェブにあるので問題ないが、冊子とウェブをどう組み合わせるかは永遠の課題なので今後とも不断の工夫をこらされたい。また、2015年に取り巻く環境が激変しているので中長期のゴール設定を期待したい。

URL:http://www.gef.or.jp/eco-com/19thhyosyoshiryou.pdf
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第20回環境コミュニケーション大賞

株式会社クボタ
「KUBOTA REPORT 2016 事業・CSR 報告書 フルレポート版

 地球環境保全の担当役員を任命し、社会課題とビジネスの関わりを深く認識した上で持続可能性に関わる最新動向を踏まえながら取組を進められている点がよく読み取れる。グループ会社とのミーティングも積極的に行っており、環境負荷の全体像がわかりやすく、各ステークホルダーに対する方針も明確である。
 環境取組を網羅的に報告している点が高く評価できるが、社内にどの程度浸透していのかが読み取りやすくなるとなおよい。今後は、取組実績に対する分析を行い、自社として何に重点を置き、取り組むべきかについて検討されることを期待したい。

URL:http://www.gef.or.jp/eco-com/20th_hyosyoshiryou.pdf
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第21回環境コミュニケーション大賞

東京海上ホールディングス株式会社
「東京海上グループ サステナビリティレポート2017

 トップコミットメントの問題意識も明確で、気候変動をはじめ、環境経営を重点課題と位置付けた取組が評価できる。報告書として全体構成が分かりやすく、記述も具体的で大変読みやすい。金融機関として様々なイニシアチブへの参加等も積極的に見られる。
 信頼性の担保については、報告範囲の広さや開示情報の選定プロセスの明瞭性、第三者保証の保証範囲の広さとその明瞭性等の情報量が十分であるとともに、これらのポイントについて全般的に高い水準で記載されている。特に、開示情報の選定に当たってのマテリアリティプロセスの記載が詳しく、また報告範囲を示す捕捉率を開示データごとに示している。第三者保証についても、対象情報を保証報告書と併記するとともに巻末のデータ集においてデータ全体のなかで保証対象が識別できるような記載がされており、誠実な報告書作成を通してその信頼性を高める努力が認められる。
 マングローブによるカーボン・ニュートラルは素晴らしいが、脱炭素社会への長期ビジョンの策定が今後望まれる。

URL:https://www.gef.or.jp/wp-content/uploads/2018/02/hyoushoushiki-panfu.pdf
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第22回環境コミュニケーション大賞

太平洋セメント株式会社
「CSRレポート2018

 セメント製造過程が持つインパクトや、セメント産業が社会から求められている役割を意識したうえで、会社としての重要課題の特定、取組について、SDGsとの関連を示しながらわかりやすく丁寧に記載されている点が優れており、持続可能性を印象付けるものとなっている。取締役全員が参画するステークホルダーダイアログを継続的に開催しており、ESG投資やSDGsといった国際的な社会動向に敏感であろうとする姿勢が見える。鉱山緑化など生物多様性の取組もよい。
 WBCSDのセメント産業部会(CSI)に基づくKPIの第三者保証をうけていることが独自的な保証であり、グローバルな視点での信頼性が担保されている。保証の情報も環境情報と社会情報とを手広く含めており、保証業務についても海外の保証処理を明記している。保証範囲が明瞭に記載されている点も評価できる。

URL:https://www.gef.or.jp/wp-content/uploads/2019/02/22th_pamphlet.pdf
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第23回環境コミュニケーション大賞

本田技研工業株式会社
「Honda SUSTAINABILITY REPORT 2019

 2030 年の長期ビジョンの策定、その達成に向けて取り組むべき重要課題が整理されており、それらの重要課題を踏まえたサステナビリティ戦略および取組とその結果が網羅的で簡潔にまとめられた優れた報告書である。保証対象情報及び準拠クライテリア(算定基準等)が明確である点が高く評価される。保証範囲の説明の中で一部除外した理由があればなお良い。
URL:https://www.gef.or.jp/wp-content/uploads/2020/02/23th_pamphlet.pdf
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第24回環境コミュニケーション大賞

ソフトバンク株式会社
「Sustainability Report 2020

 SDGsを成?のキードライバーとして、DXによる社会・産業構造変革の支援を目指し、情報技術を活用して環境への貢献が行われている。通信キャリア事業の枠を超えて、個人に到達する力を持つヤフー事業や、IoT/AI等を活用した新領域事業も含め、変革を可能にするイネーブラーとしての持続可能な社会に関するビジョンが十分に伝わる報告となっている。さらに、海洋資源・生態系や海洋プラスチックごみ問題をIoT/AI、ビッグデータやITメディアを活用して解決支援し、教育啓発に貢献している点が、業界の中では特筆すべきところであると考える。
 非エネルギー起源の温室効果ガスやスコープ3の各カテゴリー別の内訳、社会情報が第三者保証の対象に含まれていることも評価できる。

URL:https://www.gef.or.jp/wp-content/uploads/2021/02/24th_pamphlet_rev.pdf
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